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とある知り合いのブロガーが、「AdSenseの達人が教える12のTips」を参考に、広告の表示方法を変更してテストしたそうです。そして、その結果を筆者に報告してくれました。

気になるその結果をご紹介します。

広告配置

ヒートマップ(訪問者が一番注意深く見る位置)はFの字を描くので、そこに広告を配置するとクリック率が高くなる。」と言われているので、彼が試したところ、効果あったそうです。

ブログの右に広告を配置するよりも左に配置するほうがクリック率が高いそうです。

あと、彼のサイト場合、一番クリック率が高いのは、ページ上部のビッグバナー (728 x 90)だそうです。やはり、一番目に留まりやすい位置と、大きさが影響していると思われます。

広告の数

彼の場合、広告ユニットの表示数を1ページに3つから2つに変更しても、収益はあまり変わらなかったそうです。むしろクリック数は少し減っても、クリック単価が上がったそうです。

サイトの内容にもよりますが、広告の数が多すぎると、クリック単価が極端に低い広告が表示されることがあるそうです。

なので、彼の場合、表示する広告は2つが適当だという結果にたどり着きました。

収益は上げたいが、広告はできるだけ少なくしたいと思うのが、サイト運営者の本音だと思います。その見極めが難しいですね。

広告タイプ

GoogleAdSenseは、イメージ広告のみを表示させることができます。
彼は、イメージ広告とテキスト広告をランダムに50%ずつ配信した結果、イメージ広告のほうがクリック率が2倍あったそうです。

イメージ広告について、一概にそうとは言えませんが、次のようなメリット・デメリットがあると思われます。

メリット

  • サイトの内容によっては、イメージ広告の方がクリック率が上がる場合ある。

デメリット

  • イメージ広告はサイトのデザインにマッチしない場合が多い。
  • クリック率が上がってもクリック単価は下がるかもしれない。

広告のデザイン

テキスト広告の場合、彼の基本のデザインは次の通りです。

  • 広告リンクはナビゲーションリンクの色に合わせる。
  • 広告テキストはページのテキスト色に合わせる。
  • 広告の背景と枠の色はページ背景と同じにるす。

これは、基本ですね。実践している人がほとんどだと思います。

リンクユニット

彼のサイトの場合、リンクユニットのクリック単価は低いですが、「塵も積もれば山となる」というように、収益のプラスになることは確かのようです。
いかにコンテンツと馴染ませるかがキーポイントだそうです。

検索ボックス

こちらは利用率が低いですが、たまに収益を上げてくれるようです。

デメリットは、Google検索にインデックスされていない記事(最新記事など)が検索対象にならないことですね。

アクセス数とクリック率

ソーシャルブックマークのホットエントリーにランクインしたらアクセス数は伸びますが、クリック率は下がるようです。
それは、SBMを利用するようなネットに詳しいユーザーは、どれが広告なのかを見極めることができるからだと思います。

(実際に、筆者もネットサーフィン中に広告をクリックすることはほとんどありません。)

筆者の予想ですが、広告をクリックするのは、検索エンジンから訪問した人が一番多いと思います。
その次に多いのが、ネットビギナーも利用するサイトのリンク経由の訪問です。

ただ、ソーシャルブックマークは記事をたくさんのニュースサイトやブロガーへ広めると言う点で、有効なのかもしれません。

紹介プログラム

新しく、Referrals 2.0紹介プログラムがスタートして、紹介プログラムの利用の幅が広がりましたね。

彼の場合、サイトのコンテンツとマッチしているプログラムからは収益があるそうです。

テストが大事

彼は、テストを継続して、データを収集することの大切さがわかったそうです。例えば、イメージ広告とテキスト広告をランダムに配信して、はじめてイメージ広告の効果を知ることができたそうです。

広告をランダムに配信するテストテクニック(A/B テスト)は次の記事を参考にどうぞ。
異なるAdSenseフォーマットを比較検証して最適化するテクニック

AdSense申し込み

彼のテストにより「AdSenseの達人が教える12のTips」は実際に効果があることがわかりました。

これからは、イメージ・動画広告・紹介プログラムが充実してくれば、さらにアドセンスの利用価値が上がりそうですね。

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